うちの子のゴールデンタイムをさがせ
昔の話ですが、、、
前職の駆け出しのころ受講したセミナーで、立石剛先生主宰の、『人気講師になるセミナー』を受講したことがありました。
5回コースで、最終回に受講生がそれぞれ「5分」のセミナーをするというセミナーでした。
各自5分間の持ち時間で、パワーポイントを使ってミニセミナーをするのですが、「5分」、という時間は短いようで、有効に使うとセミナー講師の分野とそのスキルを要約できる時間は、最短「5分」だとわかりました。
「5分」のセミナーをして、聴講された方と先生が評価をして順位を決めるのですが、 それぞれ全然ちがう職業、人生を送った方たちの、それぞれの「5分」が並ぶと、壮観でしたね。
私の場合、ホメオパシーやヒーリングだと「5分」は無理だったので、出生時間をベースにした、子供たちの勉強の組み立て方をテーマに「5分」に挑みました。
懐かしいです。
内容はこんな感じでした。
うちの子のゴールデンタイムを探せ
セラピーのお仕事をしていると、サクサク治っていくクライアントさんと、お時間がかかるクライアントさんがいらっしゃるのがわかります。
双方、特徴があり、単純に分けてみて、
立ち直りの早い方
1反抗期を経験している。
2子供のころ自由に遊んだ経験がある
立ち直りに時間がかかる方
1反抗期を経験していない、
2制約の多い窮屈な子供時代を送った
おおざっぱに分けてみて、このような場合が多かったように思います。
こどものころ、自由と楽しみを経験した方は、困難困窮に見舞われても、立ち直りが早いので、早急に人生を立て直すことができていたように思います。
しかしながら、お子様たちは、ただ、自由に遊ばせておけばいいというものでもありません。
近年、ますますお子様たちの教育は難しくなってきています。
・学歴による格差が著しい
・といって、高度な教育を詰め込みすぎると壊れてしまう
・ゆとり教育のせいで、公立学校の学力が地域によっては激しく低下し、学校任せも問題があります。
限られた予算と時間で折れない心を育てて、なお、学業ををなすには。
まずは、ゴールデンタイムを探しましょう。
人の身体のテンションが無条件に上がるゴールデンタイム、それは出生時間です。
アメリカのセラピストの先生の例
・先生は、朝方でした。朝になると元気になり、活動を始めます。
・一方、奥様は夜型の方でした。夜になると元気になり、掃除を始めたりしてテンションが上がります。
何故だろうと考えてみたら、先生は朝に生まれた方、奥様は夜に生まれた方でした。
しばらくたって、靴の工場主さんから相談がありました。
より、ミスのない効率の上がるシフトの組み方があるなら、教えてほしいとのことでした。
そこで、先生は、工員さんの出生時間によって、前半シフト、と、後半のシフトに分けるようアドバイスをしたのです。
・朝生まれ、昼生まれのの方は、朝早くからの前半シフト、
・夕方から夜に生まれた方は、後半シフト、
に組み替えたのです。
結果、業績も上がり、ミスもなくなり、万々歳だったそうです。
楽しくないはずの仕事でも、その方のゴールデンタイムに持ってくると旨くいくということが、わかりました。
朝生まれの子
ゴールデンタイムは朝~昼です。
なので、学校の質が勝負です。
早起きが得意なので、遠くの質のいい私立に通うのもありだと思います。
夕方以降は、好きにあそばせてください。
そして、早く寝る習慣をつけさせてください。
夕方生まれの子
夕方からゴールデンタイムがはじまります。
なので、塾が勝負です。
学校は、友達をつくるところ、社会勉強をするところ、楽しむところと割り切って、校風の緩めの公立などがいいかもしれません。
夕方以降の、塾、予備校を重視することをお勧めします。
夜半生まれの子
夜からがゴールデンタイムになります。
なので、自習が勝負になります。
家庭教師を使うか、自習ができるように教える必要があるかもしれません。
個室か、個室に近いスペースが必要かもしれません。
必ず、この時間帯はゲームやパソコンは取り上げてください。
無駄に消耗することになります。
言ってはいけないことは
「早く寝なさい」
もったいないことになります。
朝が弱いので、ぎりぎりまで寝かせましょう。
公立でも私立でも、近くの学校を選ぶのをお勧めします。
ゆたかな社会を作るには
幸せな大人を作ること、
幸せな子供時代を送った大人を作ること、
幸せな子供をふやしましょう。
というような強引な内容の「5分」でした(笑)。
ただ、帝王切開や促進剤を使った方の場合は、本来の出生時間ではない、赤ちゃんが予定していなかった時間で生まれてくるので、ズレが出るかもしれません。
以上
ちなみに、私は夕方生まれでした。
学校が超苦手でした。朝が苦手で起きれなかったのは、血圧が極端に低かったから、というのもありますが、出生時間の関係だったかも、ということもあるかもしれません。。強引に朝型にかえたのですが、最近、また、夜型にもどってきました。
身体のリズムと仲良く暮らしたいものです。