大学生の遊び「かくれんぼ」
遊びを取り上げられていた世代の遊び
西原さんのエッセイマンガで、学校の先生が、
「今の大学生は幼くて『かくれんぼ』して遊ぶんですよ」
というシーンがあり、ふーん、なるほど。と思ってしまいました。
いまどきの大学生が幼稚な面もあるのかもしれないけど、高学歴の大学生の場合、本来、自由に遊び倒せるはずの幼児期や子供時代がなかったのではないのだろうかと思うののだけど、どうなんでしょ。
競争に勝つために、小学生、早い子は幼稚園前から塾に通わされ、幼稚園や学校では指導員の管理のもとでの「遊び」「遊戯」「ゲーム」。安全なかわりに、独創していく要素や自由はありませんね。あるいは、バーチャルな世界でのテレビゲームやスマホのアプリをつかっての遊びでしょうか。
大学生のなかには、受験が一区切りし、大学生になって初めて完全にちかい自由を得られた子も多いのではないのかな、と思ったりします。
そして、遊びを取り上げられていた幼少時の年齢から、遊びに関してはスタートするのかもしれないのかな、と思ったりしました。
お砂遊びでも、かくれんぼでも鬼ごっこでも大学生のうちにしておいたらいいと思うわ。
この時期を逃すと、変な風俗にはまる高級官僚や、地下室を持っているエリートサラリーマンになったりして、めんどくさいことになりそう。
遊びを取り上げられていたアイドルの第二の人生
話はかわりますが、スマップ解散しますね
ビートルズもそうですが、ずーーーっと、『若者』でいる期間を延ばし続けながらきたグループも、いつかは解散します。
親近感を感じる範囲でカッコいい『仲の良い男子のグループ』を、ファンが見守り支えながら、ここまできました。
スマップの場合、解散が結果的には、一人一人のタレントとしての価値を大きく下げ、遅かれ早かれメンバーさんの引退につながるような気がします。
ピンで活動できそうなのは、キムタクくらいかなとおもいますが、そのキムタクは裏切り者としてファンの好感度が大きく下がっています。悪役になってしまいました。
タレントさんは、デビュー以後は芸能界独特の序列としきたりに拘束されることになります。
普通の人が体験できない体験ができる仕事ですが、そのかわり、オープンな恋愛や、タレント事務所の方針によっては結婚を禁じたり、中世的な美貌や容姿を保つために女性との性行為を禁じるなど、普通のことが禁止されている職業でもあります。
このかたたち、引退して自由になったら、なにを始めるんでしょうね。