喰いつ喰われつ
サイキックバンパイア
サイキックバンパイアというのをご存知でしょうか。
他人の気をすい、エネルギーを横取りしながら生きている人、だそうです。宇宙からとか、大地からとかから貰えばいいのに、生きている人間から奪います。
大変迷惑な人ですが、実際にいますし、何人か知ってます。特定の人に執着し、エネルギーを吸い取るので、この人と関わる人は、疲れきり、運も横取りされ、老け始め、思考も鈍くなり、身体も心も硬化して動けなくなります。
逆に、サイキックスポンジと言われる方もいるそうです。
エネルギーを吸い取られやすいかた、悪いエネルギーを受けやすい方、だそうです。
お人好しで、やさしくて、気が良いのですが、自分を守るのが下手なかた、善人説で生きている人、が被害に遭うようです。
検査では健全なのに、疲れて疲れて一日中、眠らないと生きていけない、という方は、もしかしたら、サイキックバンパイアの餌食になっているサイキックスポンジの可能性大かもしれません。
加害者が他人だったら、職場をかわるとか、かかわり合いをなくすとかすればいいのですが、ややこしいのは、それが、親だったり家族だったりするとややこしくなります。
ホメオパシーで、こうした加害者側のサイキックバンパイアにピッタリ、というレメディーがあります。
他人を食う側:アブロタムAbrot
綣から出血がとまらない赤ちゃんに適応するといわれています。ホメオパシーの本の臨床でも、まわりの赤ちゃんから気をすう赤ちゃんにあたえたら止まったというのがありました。
胎児の頃は綣は母親から無限のエネルギーをもらう場所です。
母体から栄養を無制限に吸い取る胎児のように、人からエネルギーを吸うサイキックバンパイアにも合うようです。
サイキックバンパイアの自覚があるのなら、迷惑をかけないように自主的に飲んで欲しいのですが、問題は、ご自分の体質に気が付かない場合が多く、仮に自覚があっても生存にかかわるので嫌がって飲まないと思います。周囲の人間が、レメディーを風呂に入れるか、飲食に混ぜるかするしかないですね。
根幹にある偽善・偽装
この方たちの場合、偽善、独善、熱狂、のレメディー、Varentバレンチュームアルバムが根源にあると思いますね。
イタリアルネッサンスの時代、ボルジア法王に粛清された僧、サボナローラがこんな性格のひと出した。
この方は、フィレンツェの市民でした。当時のフィレンツェは、メディチ銀行の破綻を発端とした経済不安にあったのですが、欧州屈指の文化の都でもありました。ミケランジェロなどの数多くの天才を輩出しています。
社会不安に乗じて、「悔い改めよ」的な現世否定の活動が、フィレンツエ市民の熱狂的な支持をうけてブレイクしました。フィレンツエから華美な文化を駆逐し、神権政治で支配しようと試みましたが失敗。フィレンツェを丸ごと厳格な修道院にはできませんでした。市民が禁欲と改悛に飽きたからです。結局、サボナローラとその仲間は、宗教裁判にかけられ火刑になりました。
昔、大好きだったアニメーションの映画、銀河鉄道999のなかで、主人公の哲郎は最初は、機械の体を得て永遠の命を手に入れるために、銀河鉄道999で謎の女性メーテルとともに旅立ちます。
しかし、実は、機械人間の永遠の命をささえているのが、生きている人間の生命力をカプセルしたもので、生きた人間を犠牲にしたシステムだと気がつきます。
「人の命を犠牲にした楽園なんて」
鉄郎が、カプセルを取りながら生きている機械の体の女性に言ったセリフです。
今も忘れない、大好きなシーンです。
この一言のために、この作品があったのではないでしょうか。
主人公の鉄郎は、機械の体を手に入れて永遠にいきるのではなく、限られた人間の短い人生を選択しました。
公的な保護や資金援助をうけたり、輸血や投薬によって、あるいは、提供者の同意のもと臓器移植をして生活したり延命するというのは問題ないでしょう。
でも、サイキックバンパイアのように、平気で、あるいは無意識に、人の命や青春、人生を犠牲にして搾取して生きる人、というのは、はたして人間といえるでしょうか。
アブロタムでものんで、あるいはほかの方法で、人間になってほしいとおいます。
吸い取られ喰われる側の方の場合
Ambr-g アンバーグリシア、
がいいかもしれません。これは「食い物になっている」方のレメディーといわれています。
Phos フォスふぉらす
境界線を強くし自分をまもるためのレメディーです。体質改善にいいと思う。他人からの影響から自分を守る殻を作れます。
Puls ポステーラやStaphスタッフィサグリア
親子や夫婦関係のつながりで、被害者が加害者サイキックバンパイアに対する依存があるのなら、ポステーラ、自己評価が低く加害者に依存しがちなスタッフィサグリアもいいかもしれません。