叶う言葉
カトリーヌ・ドヌーブ
ご存知フランスの往年の大女優。
世界一の美女とも称されたべっぴんさん。
でも、子供のころは、容姿にたいするコンプレックスに悩んでいたらしい。
有名な俳優夫妻の間に生まれたものの、両親は華やかな姉ばかり可愛がり、黒髪で地味なカトリーヌは粗末に扱われていた。
でも、鏡にむかって、
「私は、美人だ。世界一の美人だ」
と言い聞かせているうちに、長じて、あれだけの美女になったという。
ブリジット・バルドーを見出した映画監督のロジェ・バディムに見出されて磨かれスターになった。
であったころはブルネットだったカトリーヌは、バディムに、「金髪に染めてみないか」「男は金髪の女性に夢をかけるんだ」とか言われてたのでブロンドに染めたら大ブレイク。
変わらぬ絶世の美貌は、整形手術の賜物かもしれないが、顔かたちを修正してもスターになれない。
不遇だったときに内省を掘り下げて器を大きくしたんだろう。
忠犬ハチ
忠犬ハチ公で有名な秋田犬ハチは、大学教授にもらわれてから、ご主人様の教授に溺愛され、
「いい子だね、お前は、日本一の犬だよ」
と言い聞かされてきた。
教授の出勤の送り迎えをする、いい子になり、教授が勤務先で急死したあとも、駅前で待ち続ける姿は感動を呼び、なくなった後も銅像がたち、物語になり、映画になった。
ハチ公の物語は、映画にもなり、ここ数年、リチャード・ギア主演でリメイクされた。
久々に観たけど、秋田犬の演技がすごすぎる、上品ないい映画だった。ハリウットの作品は消耗品だけど、これは、普遍的ないい作品になってる。時代がたっても生き残るだろうな。
北米では一般公開されなかったらしいが、ドイツなどの欧州では公開されて好評だそうな。
国境民族を問わず、みた人は必ず泣く映画だそうな。
ロシアでも公開された。
ロシアのとある空港に住み着いている夫婦の犬がおり、メスがなくなっても側を離れないオス犬を、ロシアの人が、ハチコー、と呼んでいるとこみると、忠実な犬の代名詞になっている。
日本一どころか、世界一の犬になった。
叶う
叶う という感じは、口 に 十 とかく。十回、口に言葉にすると、叶う、らしい。
明日は新月だ
おまけにクリスマスときている
つまることろ冬至の日だ。節目の日らしい。
さあ願いを10回口にしよう