アルゼンチンとファニーフェイス
「ファニーフェイス」=滑稽な顔
美人のオードリー・ヘップバーンは、ファニーフェイスというコピーをつけられて、大々的に売り出された女優さん。
え、滑稽じゃないじゃん。断然美人さんだよ。
と思った人は、プロデユーサーの術に、はまったといえると思う。
ファニーフェイス、、、直訳しちゃうとヘンガオ・変顔。
本当の変顔・ファニーフェイス
神の創造性とユーモアセンスは、人間の及ぶところではないと思う。
さて、本題に入ります。
エラ・フィッツジェラルドさん「マイ ファニー バレンタイン」
http://yaplog.jp/d-jazz-news/archive/777
Don’t change a hair for me
Not if you care for me
Stay little Valentine
Stay!
Each day is valentine’s day
でもねえ、私の為に髪一本変えたりしないで。
もし私をを好きならしないで。
私と一緒にいて、小さなバレンタイン、一緒にいて。
(あなたがいれば)毎日がバレンタインディなんだから。
(ここまで)
好きな人のために、もっと良くなるために自分を変えるのだけど、そのことを相手が残念に思う。よくあることなのかもしれません。
男性が思う美人と、女性が思う美人はちがいますね。男性がすごいとおもう男性と、女性がいいわ、とおもう男性も違うようです。女性は、賢く洗練されたスリムな女性美にあこがれますが、男性の好みは違うことが多いらしいです。
アドルフ・ヒットラーは、愛人エヴァ・ブラウンにこういって残念がったといいます。
「君はすっかりやせてしまった」
ヒットラーと出会ったころのエヴァさんは、17歳。
はち切れんばかりの若さと、みずみずしさを備えたゲルマン美人さんでしたが、姿優しく、心美しい、ごく普通のお嬢さんでした。
ヒットラー総統の運転手を務めた方の証言では、エヴァさんはドイツで一番不幸な女性だったといいます。ヒットラーに見初められ、別荘に囲われてからは、ヒットラーを待つことだけが人生だったと。
ヒットラーは子供を作らないと決めていたので、お子さんが生まれる希望も予定もなく、ただ、ヒットラーを待ちつづけたエヴァさん。
カリスマだったヒットラーは、しょっちゅう地方を訪問しましたが、宿泊したホテルの絵葉書で書いたはがきを、せっせと、エヴァさんに送っていたそうです。金銭に潔癖だったヒットラーらしいエピソードです。
そういう人が愛人ですから、ヒットラーの別荘に囲われていたエヴァさんは、贅沢三昧の生活はしていませんでした。
質素な生活をして、訪問を待つ、そんな日々が続きます。
エヴァさんにとっては、才能ある映画監督だった美人さんのレニ・リーフェンシュタールさんの存在は脅威だったでしょう
英国貴族の女性ユニティ・ミトフォードさんもヒットラーにほれ込み、本人は結婚する気満々だったとか。
これらの女性たちは、際立って、魅力的で賢く美しい女性たちでした。
レニさんはナチスの広報の重要なメンバーで尊重していたし、ユニティさんの場合は、英国貴族のユニティさんを諜報目的で利用していた、ヒットラーにとって重要な女性でした。
しかし、2人とも、女性としては、ヒットラーの好みではなかったようです。
ユニティ・ミトフォードさんは、戦後、ヒットラーからもらった鉄十字の勲章を飲み込んで自殺をはかりましたが、何度か試みた後、自害を遂げたそうです。壮大な夢から覚めたら、故国を裏切った戦犯なんですから、絶望も大きかったと思いますね。
レニさんは、生き残りました。
戦犯になることもなく、晩年までドキュメンタリーを撮ったりしてましたので、いろいろ取引をしたのだとおもいますが、非難はできませんね。
エヴァさんの最後
この2人の女性に比べると、エヴァさんは、姿優しく、心優しい、ごく普通のドイツの女性。
自分にないものをもっている魅力的な女性たちの噂を聞きながら、質素な生活をしながら、別荘で待ち続けるエヴァさん。
ヒットラーは、優しくて忍耐強く献身的な、男性が好む女性らしい女性のエヴァさんが好きだったと思うのですけど、エヴァさんのライバルの女性たちは、いずれも、女性が素敵だと思う女性で、行動的で野心的で才能がある女性たち。そりゃ、痩せますわ。。
ソ連がベルリンへ進行する中、ヒットラーは、エヴァさんの長年の献身にこたえるため、結婚します。ソ連軍がドカドカ押し寄せてきたら、すでにヒットラーも、愛人も自殺していたというのは有名な話です。
自殺した部屋のお机の上には、結婚証明書があったそうな。エヴァさんの名前の欄には、エヴァ・ブラウンと最初書かれてて、ブラウンを二重線で消し、ヒットラーと書かれてたそうです。
しかしながら、
・連合軍が見つけたヒットラーの遺体は、なぜか血液型が違う。
・隣にいた女性の死体は散乱銃の襲撃の跡があった。
ヒットラーの死体は影武者で、普通、愛人には影武者はいないので、ヒットラーの隣にいたエヴァさん役の女性は、その辺で亡くなってた方の遺体を連れてきたんじゃねーか、という説が広く流布されています。
陰謀論では、ヒットラーは南米に逃げた、が定番ですね。
そして、エヴァさんは、ドイツから南米に逃げるための長い船旅の中で、病死したという証言があります。死因は間違った点滴治療のため、死亡を招いたらしく、医療ミスだったとか。エヴァさんの遺体は、水葬をもって葬られたとか。
事実だとしたら、待ち続けて、やっとカリスマは、一人の男として自分のものになったのに悲しい話ですわ。
亡命後のカリスマ
「ヒットラーのその後」も様々な説が流布されていますね。ヒットラーの晩年の写真というのも、ネットでは、簡単に拾えるのですが、耳が違うんですね。そこが気になります。でれでれ草本館のほうでも書かせていただきましたが、ダブルがいたのは確かだったようです。
耳の形だけではなく、耳の付き方がちがうなああ、と
陰謀論①「その後、ヒットラーは南米で結婚し、2人のお子さんを設け、その2人はCIAでは働いている」説。
ありえるなあ、と思ったりします。
亡命した南米というのはアルゼンチンであり、ここから、今の法王と、正体不明のオランダ王妃マキシマさんが出ています。
アルゼンチンでは、カトリックに対する弾圧があった時代もありました。深い闇がありそうです。
陰謀論説②「ヒットラーの冷凍精子と、エヴァ・ブラウンの妹の卵子でつくった子が、メルケル首相説」
これは、さすがに、信じてなかったんですけどね。
メルケルにヒットラー、ドイツを内部から破壊するというミッションを完遂したという点が、同じなんですよね。同じところから来た人だと思う。