賢い動物
まれに、蛇とか、犬とか、猫とか、鳥とか、その種の能力を超えて、異様に賢い個体がいますね。
熊さん|ヴォイテク君
1942年、イランのハマダーン付近で、現地の少年が孤児のヒグマの赤ちゃんを発見。
肉の缶詰2~3個で、クマさんをポーランド難民に譲渡。
ポーランド難民さんの手にあまり、熊さんは、近くにいたポーランド陸軍が引き取ることに。クマさんは、ヴォイテクと名前とつけてもらう。
兵士や一般人に大人気となり、ポーランド駐留軍のアイドルになって大フィーバー。
非公式ではあるものの、軍のマスコットになり、軍に正式に徴兵されて兵隊さんになり、第二軍団22弾薬補給中隊のメンバーに。
部隊とともにイラクに移動、シリア、パレスチナ、エジプトを経由して、南イタリアに移動。イタリアでは、野獣を運ぶことが禁止されてたので、正式に熊さんは、階級を与えられる。
果物、マーマレード、はちみつ、シロップを食べ、ご褒美はビール。タバコもたしなむように。
他の兵士さんたちとテントで眠り、器用に弾薬箱を運んだりして、兵士の任務を頑張るヴォイテク君。
ヴォイテク組の人気を認め、司令部は「砲弾を持つクマをかたどった紋章」を第22中隊の公式シンボルとすることを承認。
第二次世界大戦が終結すると、スコットランドに送られ、ハットン村に駐屯。
地元で大人気となり、スコットランド・ポーランド文化協会の名誉会長に選ばれる。
戦後2年後に、動員解除の後、エディンバラ動物園に入園。
1963年22歳で亡くなる。
BBC・TV番組「ブルー・ピーター」にゲストとして何度か出演したこともあり。
チャールズ皇太子とその息子達が帝国戦争博物館を訪れたとき、3人はガイドに対し「ヴォイテクの話はよく知っているので説明しなくてよい」と言った。
以上
ジャーマンシェパード
日本では、シェパードといえばジャーマンシェパード犬なのですが、警察犬はこの犬種が採用されますね。
youtubeにUPされている日本の番組で、雑種犬100匹をあつめて、ご主人様を守るかどうか、という統計を取った番組がありました。
ご主人様とお散歩中のワンちゃん。
突然暴漢があらわれご主人様が大ピンチ、はたしてワンちゃんの反応は?
という番組。
「忠犬」に認定された犬の数字があまり良くなくて、ほとんどのワンちゃんが、ぼんやりしてたり、逃げ出したりして役に立たなかったのですが、中には果敢にご主人様をまもるために戦うワンちゃんもいました。
そのワンちゃん、あきらかにシェパードの血が濃い子でしたね。印象深かったです。
シェパード|クマ君
http://honwaka2ch.livedoor.biz/archives/8064170.html
380 :おさかなくわえた名無しさん :04/07/25 11:40 ID:Q+LYmWYU
超ド級の田舎の農家だったじいちゃんは、そのころではめずらしいシェパードを飼っていた
(雑種かもしれないけど、じいちゃんはシェパードだったと言ってた)
クマという名前だったのだけど、ものすごく賢くて、食事もじいちゃんが、よし!というまでは絶対に口を付けず、ある朝ばあちゃんがえさをやり、じいちゃんも「よし!」と言うのを忘れて農作業に行ってしまい、日が暮れて田んぼから帰ってくると、クマは一口も食べてないえさ箱の前でじっと待ってたそうだ。
賢さは田舎でも評判で、じいちゃんちから10里くらい離れたところにあった軍の施設から、軍用犬として徴集するといって持っていかれた。(30キロくらいかなぁ、10里って)
クマは、わりときちんと「軍人」っぽく扱われてたらしく、日曜日にはお休みをもらってたそうで、毎週日曜の午前中に歩いて家に戻り、夕方になると、自分で軍の施設に歩いて帰ってたらしい。
ただ、終戦になっても戻ってこなかったのが残念だったとのこと。
どこかで作戦に参加して亡くなったんだろうね。
(転載ここまで)
ハチ公のように、賢い犬のエピソードは泣けるものが多い。
www.youtube.com盲導犬や介護犬は、トレーニングを受けるまで、里親さんの下で子犬の時代を送るシステムになってるのね。
お役目を引退後、子犬時代を送った里親さんのもとにもどったワンちゃん。
お役目を終え、一匹のワンちゃんとして幸せになってほしいですね。
キャリアチェンジ犬飼育ボランティアについて|ボランティア|日本盲導犬協会
盲導犬を引退したワンちゃんを引き取るボランティアもあるらしいですね。
老犬になっているので、介護とかの問題も出てくるでしょうけど、余生はノンビリ過ごしてほしいですね。
以上