元素のレメディー
最盛期をすぎた帝国
本日もお越しいただきありがとうございます。
なんども取り上げているのですが、今回は、ジャン・ショートンさんの元素のレメディーです。
今回は、ドナルド・トランプさんを取り上げようと思います。
事実上のアメリカ皇帝ですので、トランプさんの命運にアメリカは添うことになります。逆説的にみると、「アメリカ」の命運とよく似た人が、大統領になるのかなあ、と、思います。
『ジャン・ショートン 元素のレメディー』
元素のレメディーで名高い、ジャン・ショートンさんによると、元素ひょうの元素たちはそれぞれ意味を持ちながらも、全体が双六のようになっているそうです。
1段目水素のシリーズ~7段目プルトニウムのシリーズ
1段目 水素(胎児)
2段目 炭素のシリーズ(子供時代0歳から12歳)
3段目 砒素のシリーズ(学習)
4段目 鉄のシリーズ(労働、スポーツ)
5段目 銀のシリーズ(芸術、学問)
6段目 金のシリーズ(管理職・権力者・支配者)
7段目 ウランのシリーズ(魔術師・グローバル・秘密結社・諜報組織)
第1族(スタート)~第18族(消滅)
徐々に頂点・完成に向かっていき、第10族でピークにきて衰微していゆき、第18で消滅、という感じで双六になっているそうです。
第1族 スタート
第2族 スタートしたけど迷っている
第3族 試す
第4族 公に始める
第5族 準備をする
第6族 証明する
第7族・第8族 戦い
第9族・第10族 ピーク
第11族 保存、保つ、維持
第12族 リピート、誇張、反復、汚染、衰退、分割、
第13族、影に隠れる、成長しすぎた、ノスタルジア、
第14族、
第15族でギブアップ
第16族 思い出に浸る、ノスタルジー、空想、愛
第17族 子供ならつかむ、大人なら手放す
第18族 ゼロ、なにもない、
以上
アメリカとトランプ
つまり、アメリカ、もしくは、トランプさんが、今置かれている状態がどこなるのかがわかれば、元素のレメディーも絞ることができます。
トランプさんはアメリカ大統領に就任してから、アメリカの背負ってきた軍事的な義務や役割を、各国に振り分けようとしていますね。もう、世界を背負うことはできないと、現実的に認めました。
ビジネスマンらしく、採算のとれないところは、どんどんカットしていく方針ですね。パリ協定も、ちゃっちゃと退会してしまいました。温暖化が詐欺だとわかってたんでしょう。日本風の国民皆保険とは似ても似つかないオバマケアも、さっさと廃止してしまいました。
無制限に移民を受け入れられないと表明し、アメリカに押し寄せる難民とも移民ともいえない人たちに、「家に帰れ」と怒鳴った最初の大統領です。建前も、人権もへったくれもありません。
アメリカとそれ以外に境界を引き、アメリカ第一主義で通しています。「世界はアメリカが潜在的に支配しているし、支えている、正しい民主主義を実践するなら援助する」という、派遣国家アメリカと世界との間の暗黙の黙契を、弊履を捨てるたやすさで捨てました。
アメリカ帝国が、拡張し続けることが不可能であり万能でありつづけることも不可能だと認め放棄した、最初の大統領ではないでしょうか。
個人的には、レメディーの元素でいえば、13段階かな、と。思うんですね。
P149
第13段階のキーワード
◆影に隠れる
◆成長しすぎた
◆ノスタルジア
◆時代遅れ、頑固
◆退行する
◆差し控える
◆疑念
◆引退、あきらめ、
◆信頼の欠如
次の段階は13段階です。この段階ではまだ自分の持っている力を維持したいと思っています。
第12段階と違うのはこの第13段階とうのは自分の得たものを維持したいけど、もう完全に支持することはかなわないとわかっていて、最小限でも維持していこうと思っていることです。
この段階では、もう、自分の時代はもはや過去のものになってしまってちょっと時代にはついていってない、そういう感覚を持っています。
『海外ホメオパスによるホメオパシー講義録①』ジャン・ショートン<元素のレメディー>』由井寅子・著
そして、王のシリーズ・金のシリーズの第6段ですね。
金のシリーズの13段階は、TIタリウム、になります。