食と健康
すい臓がんと玄米の関係
玄米、生アーモンドなど、食物の種を食べるとすい臓がんになるらしい
天才・ジョブスは、すい臓がんで、早くに亡くなりましたが、もしかしたら、常食していた「生アーモンド」のせいの可能性もあるそうです。
いまさらですが、こちらの本、読んどいてよかったと思える本でした。
『ただしい玄米食、危ない玄米食』鶴見隆史著
正しい玄米食、危ない玄米食~マクロビをしている人はなぜ不健康そうに見えるのか~
内容紹介
日本人が玄米を食べてこなかったのには理由があった!
栄養価の高いスーパーフードは、炊き方ひとつで毒にもなる!
●酵素栄養学の第一人者が語る玄米の真実とは?
1章“玄米”は体に良いが、毒にもなる
「私は玄米のもつ良さだけを取り出し、超有害物質の酵素阻害剤をしっかりと解除することができて、マイナス面のまったくない玄米ご飯の炊き方がないかを模索しました。そしてやっとこれぞと思われる理想の炊き方を見つけました」(本書「はじめに」より)
玄米や生のナッツなど、発芽させていない「種」や、ローストしてない「種」をたべると、すい臓に負担がかかりすぎて、すい臓がんになるリスクが高いそうです。
玄米の三大「毒」
玄米は
①アブシン酸(ABA)
人体に摂り込まれると「酵素阻害剤」として、体の酵素を阻害するような悪さを始めてしまう。猛毒。
②フィチン酸
フィチン酸そのものは毒ではなく、人体にとって必要な成分。しかし、玄米に含まれるフィチン酸は、身体のミネラルを強烈に吸着し、便として出してしまう。水に浸して発芽させれば大丈夫。
③アクリルアミド
発がん性が疑われる。圧力釜で120度以上の高温で調理すると、アクリルアミドがでてくる。
玄米は、①②➂をはじめとする毒物でコーティングされている「種」なのだそうです。
玄米を解毒する方法
こうした玄米の毒を解毒するには簡単で、
1・長時間水につけて発芽させること。
(発芽させることで、解毒が可能)
2・圧力釜を使わないで炊くこと
(120度以上の高温で加熱調理すると、食材がなんであっても糖化してしまう)。
3・つけた後、水を新しく変えること。
(玄米が水に出した毒は捨てること)
で解毒できるそうです。
一時、健康になるために、食材は丸ごと食べようという風潮があり、お魚はもとより、「野菜も、フルーツも種ごと食べよう」というのが流行りましたね。
小さな種、イチゴやキュウイなどは問題ないのですが、カボチャ、玄米、アーモンド、ナッツ類など、そこそこの大きさのある種を、生で食べるのは危険だそうです。
もともと、種は毒であるらしい
種というのは、発芽するまで、缶詰のように毒物でコーテイングされ密封しており、水を得て発芽するまでは、この「毒」は解毒できないとか。
植物の策略として、動物に実を食べてもらい、種は消化されずに糞と一緒に出て、その場で発芽する。動物と植物の間の、もちつもたれつの関係が成立します。
種を飲み込んでも、動物の場合は問題ないのですが、人間の場合は、ちょうど、コインを飲み込んだような形になるとか。
例えば、10円玉を誤って飲み込んだとしてます。数日後、それは大便に交じって排出されますが、実はこのとき、体の中では大変なことが起こります。
10円玉が省庁に入ってくると、それを消化しようと、すい臓から膵酵素がでます。もちろん10円玉は溶けるわけがないのですが、体は必死にす膵酵素を出し続けます。それはまるで、10円玉という敵をやっつけようと、マシンガンを撃ちつづけるようなものです。
しかし10円玉は溶けることなく、膵酵素は”弾切れ”を起こしてしまいます。つまり膵酵素は空になってしまうのです。しかし、涙ぐましい努力は続き、すい臓は出ない”弾”を撃ち続けようとします。
その結果、すい臓の外分泌線は炎症を起こし、2倍、3倍とはれ上がってしまいます。
そして、いつのまにか、すい臓がんの病巣がそこにできあがるというわけです。
P82『ただしい玄米食、危ない玄米食』鶴見隆史著
以上
玄米も「食物の種」ですが、発芽させないで炊いて食べると、これと同じことがおこるそうです。毎日、毎食たべるとどうなるか。
「正しい玄米食、危ない玄米食~マクロビをしている人はなぜ不健康そうに見えるのか~」の謎の答えが、それだそうです。
「健康のために」生アーモンドを、毎日、食べる。
「こんなことを広めたのは誰でしょう(怒)」
たぶん、エドガー・ケイシーだと思う。
神人エドガー・ケイシーの霊言
エドガー・ケイシーは、出口王仁三郎、出口なお、シュタイナーなどと並ぶ、20世紀最大の霊能者の一人ですね。
数多くの予言、霊言、を残しました。内容は、アトランティス時代のリーディングや、自然療法、健康法、前世鑑定など、幅広いものでしたが、的中率も高かったんですね。
ケイシーさんご自身は、医学の知識もないかたで、映画館で働いていた普通の田舎の方でした。
ご本人が意識のないトランス状態で、霊言は降ろされれ、それを、奥さんやお弟子さんが、それを筆記して書き残していました。
リーディングが終わると、「やれやれ、さて、今回はどんなことを言ってたんだい?」というふうで、ケイシーさん自身は、自分がどんなことを話しているかわからなかったんですね。
出口なおの「お筆先」もそんな感じでしたね。
文盲だった出口なおは、自分が神と一体になって書いた文字がわからず、信者さんに読んでもらっていたとか。
なので、ケイシーさんご自身に、リーディングの内容に関して責任はないのですが、氏のリーディングの中で、ガンの予防として、「一日1個の生アーモンド」を奨励していました。
そして、スティーブ・ジョブスさん。
ちょっと話はそれますが、アップル社の創業者であるスティーブ・ジョブズさは56歳という若さで命を落としました。彼の直接の死因はすい臓がんですが、私は彼の食生活に原因があったと考えています。彼がベジタリアンだったことは有名ですが、生のアーモンドを好んで食べてたそうです。そして、これが彼のすい臓を痛めつけたと思われます。
P78
彼は、それこそ、”四六時中”、生のアーモンドを食べていたそうです。さらに、ジョブズはフルーツを好んで食べていたとも聞きます。真偽は不明ですが、フルーツを種ごと食べていたという話もあります。
もし、これが本当だとすると、彼がすい臓がんに侵されたのは、大いにうなずけます。
というのも、すい臓がんで私の病院を訪れる患者さんに食生活の話を聞くと、「フルーツを種ごと食べる」とう人が多いからです。
『ただしい玄米食、危ない玄米食』鶴見隆史著
以上
ジョブズさん、スピ系の友達がいたのかもしれませんね。
あれだけの霊能者でも、万分の1は外れるんだなあ、と、そこにびっくりしました。
亡くなるには若すぎたジョブズさん。いいスピーチを残してますね。いつ聞いても感動します。
不健康な食事をモリモリ食べるのに、元気で長生きする人
トランプ大統領、来日時のメニューを見ても、加熱されたアメリカ産の肉、高温処理されたポテト、など、糖化しまくったものが大好きなご様子。食物繊維の摂取が少なそうで、健康学的には、アウトなものが多いんですね。ファーストフードが大好きで、マクドナルドもよく食べているとか。
マクドナルドのようなファーストフードを常食したりしている場合、栄養学的には、段ボールをたべているのと変わらないのではないかと思うのですが、でも、トランプさんは、70代で大統領になりバリバリ働いています。今も昔も、とってもお元気そう。
こういうケースを見るに、好きなものを好きなだけ食べてストレスフリー、なほうが、いいのだろうか、とふと思ってしまう今日この頃でした。