名は体をあらわすといいますが、、、。
ナマケモノ
ネーミングがずばりすぎて、隙がありませんね。
弱肉強食の生態系で、この種族が生き延びれたと感動しまふ。
ワタシがワタシらしくありながらも、過酷な世界で生き延びる。
これは、現代社会に必要なスキルですわ。
ナマケモノ、という名前が先にできて、生き物をデザインするとなると、実際、このデザインになるとおもふ。
ワライモノ
もし、ワライモノ という動物がいたら絶対に猿だとおもふ。
頭部が大きくて3頭身。
毛皮の色は赤と黄色。
鼻からバナナを食べてみせ、いつも2匹一組で行動。
普通生物は雄と雌で一組だけど、この種類はちがう。
一匹はボケ、一匹はツッコミで一組とされる。
さらに日本のデザイナーによって、ゆるキャラ化され吉本興業のイメージキャラに決定。
オトドケモノ
もし、オトドケモノ という動物がいたら絶対に鳥類だとおもふ。
見た目はコウノトリににている。
習性として、何でもかんでも運んでくれる。
問題は、希望してないものも運んでくれることだ。
もし、玄関に、粗大ゴミ、捨てたはずの古新聞古雑誌、襤褸切れ、などがおいてあったら、それは、サンタさんではなく、ご近所さんの嫌がらせではなく、この生き物である。
ほかにいろんなものを運んでくれるけど、ほとんんどが迷惑なものだったりする。
習性が美化されて赤ちゃんを運ぶというコウノトリ伝承のモデルになった、わけではない。
タワケモノ
もし、タワケモノ という動物がいたら絶対に鳥類だとおもふ。
見た目はペリカンっぽい。
ペリカンの口の袋にあたるところの袋の底が縫い閉じておらず、底のない買い物袋のように、食べたもののほとんどが取りこぼしてしまう。
白鳥などのように、季節によって温かいところへ移動する習性あり。
が、方向感覚がかけているので、まちがって冬に向かう季節なのに北上したりして道に迷う。必ず迷う。 絶対に迷う。
しかも、目の位置の関係で、前方30度が見えないときているので、ぶつかることなく難なく飛行するのが困難。
諦めて、陸地に定着し、鶏の祖先になった、、、というわけではない。
ナマグサモノ
もし、ナマグサモノ という動物がいたら、絶対に両生類だとおもふ。
腐った沼にすむ プロポーションはサンショウウオっぽい。
ぬめりとしたナメクジっぽい光沢。
苔色と泥色の、まだらまだらの皮膚。
ヘドロに擬態して安全を確保、怠惰に生き延びる。
春になると、ホルモンの関係で、肉の腐った匂いを放つ迷惑な生き物。
マガイモノ
もし、マガイモノ という動物がいたら絶対に爬虫類だとおもふ。
小さな熊ほどの大きさ、
鱗の色は、耳、目の縁、手足が黒く、顔、胴体が白い。
パンダに偽装して、愛を獲得を試みるも、細いロープのような爬虫類独特の赤い舌と、長い爪でばれてしまふ。
見破られたら、業者に通報され捕獲され、ハンドバックの素材になり、鰐皮製と偽られて販売され、業者のあいだではマガイモノバックと称される。
キラワレモノ
もし、キラワレモノ という動物がいたら絶対に昆虫だとおもふ
黒光する身体に、黒く長いアーチ型の触角 異様なまでの生命力で、叩いても叩いても死なない こそこそと家の中を這い回り、どこにでも出没。
邂逅したものすべての人に、
「排除しなくては」
と思わせ、
「今日はついてない日だ」と思わせる、稀有な生き物。
って、ゴキブリさんじゃないですか。
どれだけ愛を振り絞っても、好きになれない生き物って、稀有だとおもうわ。
やっぱり、嫌いだわ。
寝落ちしたウサギ