呪詛かけられてた話
自分語りね。
占いが好きで、西洋占星術とか、九星気学とか、少し齧ったりしてたんだけど、ある時期から、未来予知があんまり当たらなくなったのね。
たしかに、その星の意するところの象意は、おおざっぱに、やってくるのはやってくるの。
たとえば、数百年に一度つくる、西洋占星術でいう「T字スクエア」と、自分の出生の折のチャート上の「T字スクエア」が、がっつり一致する時期がきても、そこそこ大変なのは大変なのだけd、
「え、こんなもん?」
っていう出方なのね。
反面、過去で「開運期!」となってたはずの時期って、絶不調だったりしてたのね。
とくに20代。最悪だったわよ。
これは、理由がわかってて、理由は、呪詛かけられてたの。
長ーい長ーいトンネルの中で暮らしているかのような時期がつづいたのね。
でも、28歳の誕生日の1週間後、突然、軽くなったの。除霊を100回分受けてたみたいになったのね。
「なんだろう?」
と思っててふしぎだったけど、ふと、17歳のときにみた夢を思い出したのね。
こんな夢だったわ。
真っ暗な中に一人いるの。
暗闇から、バスケットボール位の大きさの頭の蝙蝠がとんできて、頭にかぶりつくのよ。
そこで目が覚めたの。
フロイトとか、ユングとか、関係なさげ立ったわ。
黒魔術よね、どう考えても。
そのときは、あまりの恐怖で、この夢を忘れたのね。
で、とつせん思い出したの。
どうしたものかと悩んで、白魔術の本を買ってきたのね。
そしたら、その中に、
「呪われているかどうかを知る方法」
というのがあって、ニンジンをつかうの。
生き物を犠牲にして、とかなら引くけど、これなら大丈夫かな、とおもって、やってみたわ。
たしか、こんな感じだったわ。
ニンジンを用意する。
ほんとは、朝鮮ニンジンみたいに先が割れてるのがいいのだけど、ない場合は普通のニンジンの先っぽだけ、切れ込みを入れて二つに裂く。
で、7日間、夜に、なにやらいいながら、窓から放り投げる。
終わった後、「呪っている相手が」夢に出てくる。
というものだったわ。
そしたら夢に、友達がでてきたわ。
たまげたわ~。本当に、なんの、関係のない人だったから。
このときだけではなくて、常に、呪詛を行う人が必ず周りにいて、「打ち返し」を行うたびに、周りでばたばた人が倒れていくの。
その人たち、なんで?という人ばかりなのね。
こういうのって、因業なのかな、って割り切ってるの。
こんななので、いい時期、でも、封じられてたのね。
でも、「ここ、ヤバい時期!この年は厄年中の厄年!
っていう時期がきても、
「ふーん」
って感じだったの。
これはたぶん、開運期に呪詛をかけられてたので、悪因縁・悪劫が、本来の開運時期に昇華されてたのね、と今ならわかるわ。
28歳の誕生日の1週間後、というのが、大きな悪劫が終わった時期なのかなあと。
呪詛かけられたがゆえに、昇華が早まって、かえって、大きな雑音がなくなり、サクサクこれたのかなーと。思ってるの。
呪詛って、別に、呪詛を打つ人にパワーが授かり行使するというものではなくって、要は、対象になっている人の、一生をかけて、ローンみたいに厄年なんかに払っていく悪業・悪因縁を、一括払いにしているだけなのね。
呪詛って、アホな人がやる「祝い」なのね。
呪詛は呪詛を使った人には、悪業にしかならないし、死後霊界で、来世で、しんどいことになると思うのだけど、まー、自業自得だからねー。
自分の人生をつかって、憎い相手を「祝う」、それが呪詛なのね。
今日、見た夢で、もう一回思い出したわ。
さ、三輪さんにいってこよ。