炒り豆に花が咲くとき
艮(うしとら)の金神なる神
明治時代、大本教の神話に現れる艮(うしとら)の金神なる神が、古着買いの文盲の女性であった出口なお、に神かかり、その後大本教団に発展した。
出口なおに、かかった神は、太古の時代から封じ込められていた、丑寅の金神という神だった。
龍体だったらしい。
太古のころ、善一筋の神であったが、その厳しさがいとわれて、他の神々に封印された神である。
時代にして数億年前というから、ほんとに太古のころだ。
「炒り豆に花が咲くまで」
という、のろいとともに、集合意識から抹殺された神だった。
炒った豆は芽が出ないし花も咲かない。永遠に、という意味があった。
その神が復活したのが、明治だったのだ。
文盲であった出口なおは、神がかりによる自動書記によって、かずかずの神託を現した。
なお本人は、自分の書いた字がわからなくて、人によんでもらったという。
その内容は、日清戦争の勝利や、第2次世界大戦の日本の敗北、などの予言も含め、的中率がたかく、内容は、苛烈なものが多かった。
なおの死後、教団は、出口なおの娘婿である聖師・王仁三郎に引き継がれる。
空海の転生といわれている、人類史屈指の神人である。
金神の降臨から、終戦までの大本教の軌跡は、生ける神との邂逅といい、神と神人との直談判といい、的中し続ける数多くの予言といい、王仁三郎の投獄、大本施設の破壊など、大本を襲った数多くの艱難辛苦といい、人類史にまれにあらわれる、神と人間の世界が交差する黙示録の世界であった。
第2次世界大戦は実は、
日本:大本教+紅卍道院(中国の宗派)
VS
米国英国:イルミナティ・フリーメイソン
VS
ドイツ:ナチスドイツ・チベット仏教の一派(緑の男の会)
VS
ロシア:ソビエト共産党
VS
イタリア:ローマカトリック
これらの、霊能者・魔女・魔術師・祈祷・のオカルト合戦だったという真実があるのだけど、書き出したら、ものすごい量になるので、割愛するとして、大陸の神話で、気になる龍の話がある。
一部、大本神話に符合するのだけど、この神話ができたのは、20世紀よりも、もっとふるいのである。ある種の予言だったのかもしれない。
大陸の炒り豆と龍に関する伝承
そのむかし、則天武后が、女性の身でありながら、皇帝だった夫の死後、唐帝国の皇帝になった。
※則天武后の顔をモデルにして作ったといわれている毘盧遮那仏。東大寺の大仏さんはこの顔に影響を受けたたそうな。
このひとは、もとは、皇太后だったのだが、自分がそくいするために実子の皇帝を廃し、あるいは飼い殺しにして、自らが皇位につき、唐王朝から皇位を簒奪し、新たな王朝をつくった実在の人物である。(女傑という意味では、東の横綱といったところか。西は、やっぱり、エカテリーナ2世だろうな)
これに、天帝がいかり、金星の太白老人に命じて、雨を止めさせた。
当然地上は乾き、農作に被害が出て民が苦しむ。
これをみて、同情したのが、丑寅の金龍だった。天帝の指令を無視して雨を降らした。おきてを破った金龍は、天帝の命で、太白老人に、閉じ込められてしまう。
「金豆に花が咲くまで」
という呪いがかけられた。
人々は金龍に恩を感じ、開放するために金豆を探した。が、金豆がなんなのか、よくわからない。
ある祭りで、老婆が、「金豆はいらんかね」と袋をもって売り歩いていた。人々は、金豆をもとめた。中身は、とうもろこしだった。
人々は、釜でとうもろこしを炒った。
とうもろこしの粒は熱せられて花がさくかのようになり、、、、ようは、ポップコーンになったのだ。
金豆に花が咲いた。
そのとき、金龍は開放されたという。
開放と同時に、豪快な雷と豪雨がおこったらしい。
このブログは、ポップコーンを食べながら打っている。
遺伝子くみかえではありませんの表示が嬉しい。
塩味がいいよね