カルマ・皮膚病
旧約聖書の白眉は、なんといってもモーゼの章だと思う。
何十万人になんなんとする流浪の民を率いて40年にわたり放浪したモーゼの苦悩は人智からくる想像ではかけない。あれらの話は、ほとんどが、ファンタジーでなく実話をもとに書かれているのだと思う。
羊飼いだったモーゼは神勅により、当時エジプトで囚われていたユダヤの民を率いてエジプトを脱出。そのご、約束の地に入るまでの40年間、何十万の民を率いて流浪した。
エジプトから脱出した当時は、解放されたと浮かれていたユダヤの民。しかし、自由になったはいいけれども飢える自由があり、不安定な生活をする自由を選んだことを知ったユダヤの人々の不満と不足と不安をなんとか乗り切りながら、モーゼたちは放浪を続けます。
モーゼの統率力は、神の奇跡のみが支えなのだけど、不信仰な民と絶対的信仰を要求する神との間でモーゼは本当に苦労します。
いろいろなトラブルが起こるのだけど、その中の一つが、姉のミリアムの白癬の感染。
モーゼには妻がいました。
当時の慣習として妻は複数いたのだとおもうけど、黒人女性を妻に加えたのですが、これを、姉が非難したんですね。
その後、姉のミリアムは、白癬に感染する。やっかいな皮膚の病になります。
もう、駄目だという状態までいったらしい。
弟のモーゼとアロンが、神に姉の言動をわび許されて病は完治します。
アトピーのような環境や食事、アレルギーからくる疾患は別として、人種差別の遺伝的カルマは皮膚病に出るケースが多いんじゃないかと思う。というか、出ていると思う。
普通に紫外線の関係で、アフリカ、オーストラリア、で白人の方々の皮膚がんの発生率が異様に高い。これ、奴隷制度とかかわりのある地域のような気がする。
もちろん、白人さんは、メラニンが少ないから今のオゾン層が破壊された状態ではより、致命的になるんだろう。
オーストラリアに旅行にいってきた母の土産はホホバオイルだった。皮膚の養分に一番近い天然のオイルだそうで、向こうの人は、これで皮膚がんを防いでいるのよ、というのがウリで、買ってきたのだ。
化粧品会社の紫外線怖いよキャンペーンにのって、母は、毎日顔にぬっている。今日もぬっているだろう、ホホバオイル。
過去、大航海時代、植民地時代、白い肌の白人さんたちは、皮膚の色を優越の基準にして、それはもう、日本以外の国でやりたい放題だったのに、それが、健康や生命を損ねるカルマを作ったと思う。といって、太陽の薄い欧州に帰るわけにも行かず、大変だなとおもう。
発生しているのが、ある意味、人種差別が、いまだにひどい地域というのが、なにか、深い意味があるように思うのね。
鯨が激減したのは、白人が乱獲によるものなのに、日本の捕鯨の量は数百年前から変っていないのに、事実を無視して捕鯨反対を叫ぶオセアニアの人たち。
日本人は鯨は捨てるところはないといわれているくらい、骨も内臓も皮も全部利用したけど、欧州人アメリカ人は、鯨の油だけとったらあとは捨てていた。
オーストラリアの人はなにかにつけ捕鯨反対を叫ぶけど、昔、自分たちの先祖が、アボリジニの方々に対して人間狩りをおこなったことは、一切無視なのね。
豪州のゴールドコーストのような観光地を離れると、今はどうかしらないけど、日本人を見ると、石を投げてくる野蛮な白人もいたらしい。
悪名高いアパルトヘイトはオーストラリアのアボリジニの人たちに対する政策がそのまま南アフリカに導入されたものだ。
野蛮な白人移民者によって、アボリジニは人間狩りの対象になり、動物と一緒に狩られていた。
当時の狩猟の記録によると「何々の動物が何匹、鳥が何匹、アボリジニ何匹、、、」とメモの記録が残っているらしい。
入植者のゲームの一つに、残酷なものがある。
アボリジニの生まれたばかりの赤ちゃんは、首だけ出して土に埋められ、赤ちゃんの頭を蹴り飛ばし、だれが遠くに飛ばせるかを競うゲームを楽しんでいた。それも、赤ちゃんの母親の目の前でやるというのは、やはり鬼畜だと思う。
このあたりは、「残酷な楽園」などの書籍に詳しい。
そして、歴代各国のなかでもっともひどい植民地支配をおこなったのに、いまだに日本に補償と謝罪を要求するオランダ。その子孫が残るアフリカ。
そういう地域なんだよね。皮膚がんのひどい地域ってね。
同じ環境でも、カルマが違うと、違う結果が出る
カルマがあっても、考え方一つ変るだけで、細胞のレセプターも変る。
遺伝子の環境からの受け取り方も変ってくる。
いいかげん変ってほしいな
自分たちのためにね