テーマは愛 大公妃・寵姫
過去世にアクセス。
とくにリクエストはしなかったのけど、テーマは愛だったようです。
いつものように、一対になった人生を、体験しました。
※前世かどうかは、ちょっと不明です。アカシックレコードにつながったのかもしれません。
大公妃
ルネッサンス期 イタリア。
ローマ貴族の女性。長い金髪の美人。
政略結婚後、イタリア北部の婚家先の公国にいる。
公妃という、晴れがましい身分でありながら、孤独で悲嘆にくれている様子。
妊娠している。おなかが大きい。
豪華な宝石の指輪をはめた手を、大きなおなかにあてている。
楽天的で開放的で快楽的な地中海気質の実家の一族とは違い、文化的ではあるものの、閉鎖的、ゲルマン的要素の強い北方の婚家先の公家とは、まったく家風が合わないので孤立している。
よそよそしい婚家先の人々、宮廷人たちに、常に見張られているかのような日々の生活を監獄のようにかんじている。
身分の安定した贅沢な宮殿での暮らしではあるものの。
精一杯、天性の楽観的にしたがって生きているものの、冷たい壁にかこまれているかのような暮らしで、力尽きそうになっている。
孤独で孤立している。愛のない空虚な生活。(昨今、人間関係で懊悩と閉塞間があったけど、そのときの、人々が、婚家先の宮廷の人々らしい。顔が似ている)
なにかにつけ、ルーツであるスペインに対して望郷の念が絶えず悲嘆とともに沸く。
心底、婚家先の、愛のない暮らしが、心身にこたえている。
結婚して夫がいるものの、本当に愛し愛されているのは、実兄で、どうも近親相姦の関係にあるらしい。
場面変わって、体調が悪く臥せっている。
が、遠方から兄が見舞いに来ると、豪華な布団を払って起き上がり、自ら歩いて頑丈な扉を体当たりで開け、兄を迎えるため、階段を下りて兄を迎えに降りる。
時代が、前後する。
結婚前の、ローマ時代。
軍人である甲冑すがたの最愛の兄が、黙々と戦の準備をしている。部屋には近習たちが、あわただしく準備に追われ立ち回っている。遠征にいくらしい。
一緒に行きたいと請うが、相手にされない。一緒にいたいのに、もどかしくて、悲しい。
さらに時代が進み、実兄が戦死する。
悲嘆と後悔にくれて、豪華な居室で一人で泣く。
はげしく嗚咽する。臨場感がすごい。
たとえ近親相姦の不義の関係であっても、どんなに危険な戦場でも、疫病が蔓延する都市でもかまわなかった。みじかい人生なら、なおのこと、一緒にいて、一緒に生き、一緒に死にたかった。
その後、病身の身で出産したが、で生まれた子に関心をもたないでいる。
そのまま、なくなる。
他者から見ると、恵まれた人生だった。
美貌に恵まれて、権門に生まれて、公国の領主に嫁ぎ妃になり、世継ぎを生み、結婚後は、文化的で豊かな宮廷で暮らしだった。
最愛の兄を失ったの人生は、晴れやかな役割を演じながらも、その実は空虚で、生きたまま心が自分自身が硬化していくのに、立ち向かえなかった。
つねに押し寄せてくる不毛さと戦うような日々で、ついに力尽きた。
貴族や公妃の身分が阻まれて、真実の、自分の愛を貫けなかったことに対して悔いがある。
自己保身にとらわれて、真実の愛をまっとうできなかった。
そんなかんじ。
続いて、別の時代にアクセス。
清の寵姫
時代は、清と呼ばれてたころの中国大陸。
若い、まだ13歳くらいの年齢の女の子。
今世の顔と、やや似ている。
清の宮廷女官の盛装をしている。
結婚、というか、後宮に入るらしい。
皇族の位の高い人の後宮に入りお妃になるらしい。
うきうきしている。
入内後、夫である若い男性と庭園を2人で歩いている。
夫は細面の細い目をした、上品な顔の、すらりとした男性。辮髪を結っている。
「今夜もわたしくと会ってね」
と、お伽をねだるようなことを言っている。
数多くの女官を差し置いて、寵愛を独り占めにしているらしい。
その後、妊娠。双子を生む。
時代が進む。
大后のような老女に責められる。
「誰のおかげで、、、云々」
そして、死期
映画「西大后」には、次のようなシーンがある。
主役の西大后が、ライバルであった麗妃を、皇帝の死後、両手足を切断して大瓶に入れて悲惨な形で生きながらえさせるのだ。何か記念日がくると、宦官に大瓶をもってこさせて、ぜいにふけるのだ。
これと、同じようにして、大きな瓶に入れられて死ぬ。
が、瓶の淵に頭を持たれさせた顔は、穏やかで満足している。
なぜなら、死に方は悲惨だったが、愛において、成功していた人生だったから。
中華世界の最高の(ということは、相手は皇帝か太子か皇子だったんだろうな)男性を愛し、そして、選ばれ、愛され、愛を独占できたから。
自分が絶頂の時期に、最高の男性の愛を独占できたから。
それは、愛に関する限り、勝利だったから。
大体いつも、一対になった前世を体験するのですが、、
①と②、対照的でしたね。