Kaliケーライ(規律、義務)-iodアイオダム(多忙、逃亡、運動の自由)
Kali
規律、義務、閉鎖的、楽観主義、仕事、任務、家族
Iod
食べ物、仕事、多忙、落ち着きのなさ、運動の自由、わすれっぽさ、脅迫観念、生存の権利、逃亡
『ホメオパシーとミネラル』ジャン・ショートンより
運動の自由・義務の免除
iodumヨウ素の語源は、紫色と関係があり、それは、ユダヤ人から来ていると書かれてましたね。iodアイオダムのテーマを読むと、ユダヤ人を連想しますね。アメリカの民主党などのグローバル派など、世界中でリベラルな政治活動や、新聞社などの報道機関は、たいていユダヤの方と関係が深いようです。
世界中に移民していましたが、近代化以前、欧州で、ユダヤの方が嫌われていた理由の一つに、兵役などの義務が免責されていたのに、金融を支配していたということがあったようです。
ちなみに、Iodアイオダムは、甲状腺や線のレメディーですが、甲状腺は、望郷心と関係が深い臓器だそうです。
ユダヤ人は、世界中に拡散して住んでいますが、イスラエルが建国されるまで、長い間、国がない状態でした。
「帰りたい、帰りたい」
と思いながら他国で、「異端」として暮らしていました。ご存じのように、移住先で「生存の権利」が脅かされれば、「逃亡」せざるを得なかった民族です。
以前読んだ本で、オランダの水害で非難していた市民さんの間に、甲状腺を患う方が多かったと書かれてました。家や、故郷に帰れない事情がある移民さんや、難民さん、災害で非難している方で、望郷心がつのると甲状腺が悪くなる方が多いとか。
ユダヤの方の間で、甲状腺の病がおこりやすいのかどうかは不明ですが、Kali-brケーライブロムが、北方のヨーロッパ人のレメディーなら、こちらは、ユダヤ人のレメディーっぽいですね。
Kali-iod
※すべてのKali系に共通する特徴:保守的、規則正しい、几帳面、現実的。
”道徳や何が正しくて何が間違っているかということを重視する。白黒はっきりさせる。”Kali-iはiodumの主要要素を示す:外気へ欲求、忙しく活動していたいという欲求。
・身体が温かく、温かさで悪化。
・動きまわること、外気、活動することで好転。
・前頭洞、鼻、目、肺、甲状腺、線、
・分泌物は水溶性、刺激性、または濃厚、緑色、悪臭を放つ。
『シノプティック・マテリア・メディカ』フランス・ヴァーミューラン著 由井寅子訳 より抜粋
ざっくりまとめると、
蓄膿、花粉症、副鼻腔炎、などの問題(粘液は水溶性か、緑色で濃厚で悪臭)
※同じケーライ系の蓄膿でも、Kali-bic ケーライビックは、オレンジ色の粘液。
線の問題(甲状腺、など)
「まったくほかの症状を伴わない、体の温かい人の耳鳴り」
体の温かい人の甲状腺の問題となると、バセドー病、甲状腺機能亢進症でしょうか。
胸腺も線ですが、免疫を高めるために、胸腺のレメディーをのむといいと教わった記憶があります。
人は私、というとき、自分の鼻先か、胸腺のあたりを指さしますが、胸腺は免疫と関係があるといわれていますね。「自己」とも関係がありそうです。
胸腺のレメディーとして
・Kali-iケーライアイオダム
・Rose-qローズクオーツ
などがあります。
身体的に、免疫が低下しがちな方。
精神的には、自分の境界線が薄くて他者に巻き込まれやすくて、苦労している人は、自分を守るためにも、低ポーテンシーで、長期間、飲むといいかもしれませんね。
以上