セラピー関係の仕事をしていると、あるいは、かかわっていると、頭が固まる前の幼少時の環境、出来事、が、個々の鋳型をつくっていることにイヤというほど直面することになる。
とくに、母親の言葉、口癖は、その人、その人の思考パターンや規律や価値観そのものになってたりする。
母親の口癖が、「きちんとしなさい」 であるなら、
その人には、
「きちんとすると愛される」 とか、
「きちんとしなければ死んでしまう、飢えてしまう」
などの、形成された思考パターンが潜在意識の底のほうに深く沈んでいる。
幼少時、誰にとっても、生存、愛、安心、などの体現したのが母親なので、母おやの価値観や口癖が、そのまま、生存、愛、安心、などをえられる条件として認識してしまうんだろう。
もちろん、思考パターンとして、性格、価値観、行動パターンに影響がでてくる。
もちろん遺伝子にも影響あるらしい。
最近、姪のうつった写真を見てたまげた。
私の子供のころに似ているのだ。
姪は、生まれてからはずっと、弟嫁さんに似ててかわいい顔立ちなのだけど、最近の写真の写り方が私の幼少時に似てきて戦慄してしまった。
似ているのは不思議でもなく、単に血縁関係というのもあるのだけど、姪の母親である弟嫁さんの言葉も大きいかもしれない。
もっとおさなかったころの姪に、
「大きくなったら、おねえさんと、うり二つの顔になるんやで」
と、丹念に言い聞かせているのを何度か耳にした。
今はどうなのかはわからないが。
似ないほうが@いいんじゃないかな